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コリやこわばりとのつきあい方

コリやこわばりがあってうれしい人はいませんよね。私も消えてほし〜いとよく思っていたものです。そして邪魔者扱いするのは筋違いと気づいてからは、原因を作ってきた自分を責めたりしていました。

結論から言うと、何も誰も、責めないほうがいいです。責めても仕方ないからです。
責めずに、とにかく問題のある部位を見守りながら、全身を動かす。それが糸口になります。(炎症や痛みのある場合は安静が必要な時期もあります。)

刺激を与える部位の丁寧な観察はいつも大切ですが、問題のある部位はなおさらです。
そして何をすれば、またはどこをほぐせば楽になるかわかっているなら、そのコリ・こわばりについてはそれをするのが一番。
まだわかっていないのなら、全身をまんべんなく動かす。下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる、です。

というのも、コリやこわばりの原因を探るのは実はなかなか大変なことだからです。
姿勢や仕事で繰り返している動作には大きなヒントが隠れていることが多いですが、原因はそれとは限りません。
改善ポイントが近くにあるとも限りません。
さらに、筋肉の問題ではなく内臓のどこかが疲れているのが原因、という場合もあるようです。

例えば腰が慢性的に重ダルいような場合、まさに腰周辺を動かすことで改善するケースもあれば、足や腕を丁寧にほぐしてみたらまず肩が変化し、その後腰が楽になるケースもある、という具合で、お一人お一人原因と改善の急所が違うのです。

なので、ともかく全身を動かしてみる。
たとえそのコリ・こわばりに対しては的外れだったとしても、血行の改善、内臓のマッサージ等、健康を底上げしてくれます。
そして、どの動きやポーズが効いたのかわからないけど、なんか調子いい、となれば、運動不足が原因だったことがわかったり、そこからじわじわと本丸に迫っていけそうな予感も…。

そして、繰り返しますが、どうぞ責めずに、
「そうなのか~」「そうだったんだ、大変だったね」
という気持ちを向け続けてあげてください。コリにも自分にも。

それがまたさらに心身をほぐしてくれますから