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マインドフルネス(瞑想)とは

マインドフルネスとは『今この瞬間ここで自分が経験していることに対して、一切の判断をせず、ただ意識している心の状態のこと』と定義されています。
創始者であるジョン・カパットジン博士が、分子生物学の博士号取得後、禅やヨガ、ヴィパッサナー瞑想の実践を経て、1979年にマサチューセッツ大学にマインドフルネスセンター(クリニック)を設立。
以来ストレス低減についてのエビデンスが研究され、世界に普及しました。

マインドフルネスの効果としては、まずストレスの低減が挙げられます。
自分に意識を向け、ストレス源から意識を引き離すワークを繰り返すことは、集中力を上げることにもつながります。
『判断をしない』練習も、脳を休めたり、メタ認知(=客観視する能力)が鍛えられたり、対人関係でのコミュニケーション改善などに結び付き、ストレス低減に役立ちます。
今、ここ、を十分に味わえるようになることで幸福感や充足感が高くなるかたもいます。
リラックス効果があるため、自律神経や血圧が整ったり(→内臓の働きの改善にも)、睡眠障害の改善といった身体的効果もあります。


言い方を変えると、マインドフルネスとは『気づき』と『受容』です。
外から入ってくる情報と自らの内側から湧いてくる情報、そのどちらにも自在に注意を向けられる状態に近づくこと、が『気づき』の核心。
得られた情報に対し、批判したり先入観で決めつけたりすることなく、ありのままに受け止められるようになるのが『受容』。

マインドフルネス瞑想、という場合、座ってその状態に近づくようにすることが多いようです。
私は日本ヨーガ瞑想協会で、ヨガを通してその状態に近づくことを学びました(※)。体に起こっていることに気づくことと、それを評価せずにそのまま受け取って見守ることを大切にしながら、ヨガをする。

マインドフルネスという言葉は、2016年頃から日本でも少しずつ知られるようになり、テレビでも特集が組まれたりするようになりました。すると、それを見たヨガクラスの参加者のかたから、
「いつもやってることってマインドフルネスだったんですね」
と言われることが増え、師匠のヨガの一端でもお伝えできていたんだなと、とてもうれしかったことを覚えています。

これからもずっと、その状態を指す言葉がたとえ変わっていったとしても、気づいて受容するヨガをやり続けたいと思っています

※日本ヨーガ瞑想協会でも、最近は、ヨガという言葉から通常想像されるレベルに達しない小さな動きを通しての、または座り姿勢、仰向け姿勢でのマインドフルネスの取り組みが増えてきています。